6月20日より3年ぶりにプールの授業が始まりました!
3年生は小学校に入って初めてのプールです。初めにプールでのルール、鐘や笛の合図の意味、バディについて学習します。その後、冷たいシャワーを浴びてから、プールサイドで体を慣らし、入水!子供たちは「冷たーい!」「楽しい!」「思ったより浅いぞ!」と様々な感想を口にしていました。
まずはそてっちゃん体操!いつも運動場でしている体操をプールの中で行いました。前屈運動では「これ絶対むりやん!」と笑い合いながら、一生懸命息を止め、潜りながら体操を行いました。
ボール送りでは1組と2組でチームに分かれ、水面に浮かぶボールを波の力だけでゴールまで運び、その速さを競い合いました。お友達と向かい合っているので、自然と水しぶきをかけあう形になり、「うひゃーー!」「顔にかかった!」と楽しい歓声が響きました。
ワクワクチャレンジではプールを3つのコーナーに区切って、3種類のゲームをしました。
宝探しコーナーでは、バトンのような棒や掌サイズのおもちゃをプールの底に沈めたり、ピンポン球を水面に浮かべたりして、それらをカゴに集めるゲームをしました。泳げる子も、顔を水に浸けられない子も、一心不乱に動き回り「3つもとれた!」「これ潜って取ってん!」と自慢しあう姿がとても微笑ましかったです。
ビート板コーナーでは、2人で1組のペアになって、1人はビート板に捕まってバタ足をし、もう1人がそれを引っ張って進むという練習をしました。初めてなのか「できない!」と諦めてしまっているお友達に対し、「できるよ!ここ持ってこうやってするねん!」と励まし、教え合っている姿がとても印象的でした。
ボビングコーナーでは、黄色い輪の連続を水面に浮かべて、水中に潜っては次の輪に移動して顔を出すという練習をしました。顔を水に浸けることができず、輪を持ち上げてくぐってしまう子供も多く見られましたが、校長先生が「口だけつけてみ!」と声をかけると、戸惑いながらも一生懸命息を吸い、鼻が浸からないギリギリまで水中に顔を入れて移動ができるようになりました。
3年ぶりのプールについて教頭先生は「今年は泳げなくてもいい。とにかく安全に、そして何より子供たちに楽しんでもらいたい。」とおっしゃっていました。その言葉通り、先生方に見守られながら、子供たちの「楽しい!」「できた!」がたくさん詰まった最高の時間となりました。
お風呂で水をかぶっては泣いていた子供たちが、短い時間のなかでルールを学び、時には恐怖と戦いながら、時には協力しながら1つずつ成長していく姿が見られて、保護者としてもとても嬉しい一時でした。これからも子供たちのペースで、楽しみながらたくさんのことを学んでいってほしいです♪
プールの様子は西灘小学校HPにも掲載されているので併せてぜひご覧ください。
西灘小学校HP https://www.kobe-c.ed.jp/nsn-es